私の使命は2つあります。一つは競技者として、50km前後のカテゴリーで世界トップレベルになること。2032年オリンピック種目化を目指すトレイルランニングの舞台で、メダルを獲得することを夢見ています。

もう一つは医師として、アスリートのメンタルヘルスケアに貢献すること。アスリートのメンタル不調は「弱さ」ではなく、パフォーマンスに影響する重要な要素です。「この人なら自分の苦しみをわかってくれる」と思ってもらえるよう、自らの経験を生かし、選手の相談窓口となりたいと考えています。

5年後には、アスリートがメンタルの問題を自然に相談できる環境を作り、10年後にはメンタルの不調が内科的疾患と同様に扱われる社会を目指しています。自分が悩み苦しんだとき、理解してくれる人がほとんどいなかった経験から、この分野を開拓する必要性を強く感じています。

TREK. DIG. FLY. — 挑戦し、深く掘り下げ、そして限界を超えて飛翔する。これが私の人生哲学です。